運転資金の出入りは繰り返されます

夏冬の賞与や特別な繁忙期での大きな仕入れ、バイト増員、季節ものの商品の仕入れなどのケースで使用する資金が該当します。金額が多すぎると計画性や実現性を疑われて融資が下りない可能性があるので、融資を受ける際は特別な理由がない限りは月商の1~3か月分の範囲に設定しましょう。

地方自治体の認定を受けた上で信用保証協会が保証を行う融資制度のため、金融機関にとってリスクが少なく、審査を受けやすいといえます。また地方自治体が利息の一部を補填してくれるため、低金利が特徴です。

同じ会社運営のために使うお金ではありますが、「設備資金」と「運転資金」は違いますので、混同しないようにしましょう。正確に言うとこちらの計算式は、運転資金の中の1つ、「経営運転資金」と呼ばれるものの算出方法です。

つまり、経営運転資として最低限、月平均売上高の2ヵ月分が必要になってくるということですね。とくに運転資金の融資を受けたいと考えているなら、受けたい運転資金の種類がこの6つのうちのどれに当たるによって、銀行の態度が大きく変わってきます。

このように、運転資金を正確に把握しておくことは、健全な会社運営のための必須条件です。運転資金の資金バランスをより厳密に考えるならば、流動資産と流動負債のバランスを見るよりも当座資産と流動負債のバランスを見た方がよいでしょう。

しかし、最近では、定期預金の部分解約や総合口座の利用によって昔ほど不自由なものとなっていませんので、これも決済手段とみなしてよいでしょう。

運転資金が圧迫する原因と融資を受けるコツ